私の金縛り体験1
金縛りをはじめて体験したのは、いつのころだろう。高校ぐらいのころもあったような気がする。霊的な金縛りというのを初めて体験したのは、大学の時だ、学生時代住んでいた六条一間のアパートには、よく若い女性の幽霊が出た。夜中にはっと気がつくと、体の上にのしかかってくるものがある。目はつぶっているのに、若い女性であることがわかる。髪の毛は長かったような気がする。顔ははっきり分からない。その女性が首をしめてくるが、それほど苦しくはない。捕まえてやろうと思って、何とか金縛りから抜け出して、捕まえたと思った瞬間に消えうせていた。その幽霊は時々出たが、毎晩来るわけでもなく、一人暮しで、退屈してたので、結構出てくるのを楽しみにしていた。
おそらく、そのアパートの自縛霊だったんだろう。そのアパート以外では出なかった。
数年前、学生時代のアパートのあった場所に行って見たら、アパートは取り壊されて、新しい家が立っていた。あの幽霊はどこに行ったのだろう。
私の金縛り体験2
そういえば、私の学生時代のあのアパートでは、もっとすごい金縛りにあったこともある。押し入れに頭を突っ込んで寝たときに必ずかなしばり状態になり、そして無数の霊に取りつかれ地獄を這い回るような体感を感じることが何回かあった。あれは二度とあいたくない。よく引きづり込まれなかったものだと思う。よっぽど土地に因縁でもあったんだろうと思う。
私の金縛り体験3
大学卒業後何年かして都内のとある場所のマンションに住んでいた私はとある所からお守りをもらい、効き目有りそうだと思って、もらったお守りを胸につけて昼寝していた。すると突然金縛りにあい。鎧武者が出てきました。なんか言おうとしているので、こんなやつ追い払ってやると思って、振り払おうとしたらすごい力で押さえつけられてしまった。まずい、こいつには勝てないと思っていると、霊の言葉が聞こえてきました。それを粗末にしてはいけないと言ってます。どうやら、お守りのようです。はっと気づくと私はお守りを下にうつ伏せに寝ていました。直
感的に今のはおそらく自分の先祖で自分の守護霊となってくれている霊だろうと思いました。お守りによっては神霊のパワーが宿っているものがあり、それを粗末にしてはいけないと、守護霊が教えてくれたんだなと思いました。その霊が出てきたのはそのときのみです。
私の金縛り体験4
私の金縛りは、その後もだんだんひどくなり、いろいろ金縛りにかからないための対処法や金縛りから抜けるための対処法もずいぶん試しました。
金縛りにかからない方法としては、次のようなものがあります。布団の敷く角度を変える。布団の位置を変える。電気を点けて寝る。壁に寄りかかって寝る等です。又金縛りから抜けるためには、気功の呼吸法で言ういわゆる武息や空手の息吹のように息を強く吐く方法があります。
しかし、そのうちどのような方法も効かなくなり、真っ昼間に電気を点けて壁によっかかっている状態でも金縛りになるようになってしまいました。もう昼も夜も寝ることも出来ません。とうとう最終手段として、加持祈祷をやっている密教の僧侶に頼んでみることにしました。遠隔で、パワーを送ってもらったらその日から金縛りにならずにぐっすりと眠れ、1月ほどたつと全く金縛りになることが無くなりました。肩の重荷がなくなり、足が軽くなりました。
これが、私と密教との出会いでした。その後密教とそのマントラに興味を持った私は、浄霊のマントラを毎日唱えてみました。霊媒体質であるため、自分の霊体を浄化し霊性を向上しなければ、霊的なものからの攻撃から身を守れないと思ったからです。体はどんどん軽くなり今までなん
となくだるいなと思ったり、階段を上るときに疲れるなと感じたりしたのが、すべて霊的なものによる憑依であることが分かりました。人間の体ってほんとはこんなに軽かったんだというのは、軽くなって始めて分かったことです。先祖霊も最初呼び出したときはずっしりと重かったのが
、そのうち全く重さを感じなくなりました。2年半ほどたったころから、いつのまにか他人の体の悪いところや憑依している霊的存在が分かるようになってきました。他人の浄霊や遠隔ヒーリングは、その後の経験により段々出来るようになりました。いまでは、もう、金縛りになることもありません。
しかし、あの金縛り体験が、自分に大きな影響を与えたことだけは確かです。
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[…] 私の金縛り体験より続く […]