私が、初めて雲消しをやったのはそんなに前のことではありません。従って、雲消しに関してはたいしたキャ リアはありません。以前から、気功の達人は雲を動かしたり、切ったり消したりするということは聞いていました。しかし、それは気功の達人だからできるんだろうと思っていました。学研の ムーブックスの高藤聡一郎さんの本の中でも雲消しの方法についていろいろ書いてあって、地の気のいい場所を選び足の裏から地の気を吸収し、指先から雲に向けて気を発し雲を切って行く。いろんな角度で
切っていくと切りやすい場所が見つかるのでそこを重点的に責める。そのうちに雲が真っ二つに 切れてしまう。どんどん切りまくっている内に雲が消えてしまう。
その間10分ぐらいというよ うな内容です。
まず、地の気のいい場所って、どうやってその場所を見つけたらいいんだという疑問が最初の難関でした 。
そして、これだけの気功の達人でも地の気のいい場所を選んでいるんだから、自分じゃ無理かなと思っていました。
実際にやってみようと思ったのは、江本勝さんの「波動の人間学」の中の雲消しの記載を見たときです。江本さんがアメリカのとある研究所まで車で案内してもらっているときに、運転している人が、ちょっとあの雲を見て下さい。いまからあの雲を消してみますからといって、車を運転しながら簡単に消してしまった。どうしてそんなことができるんですかと聞いた江本さんに対して、これはだれでもできるんです。やり方はベティシャインのスピリチアルヒーリングに書いてあるんですが、雲を見つめて雲は消えました雲は消えましたと過去形で念を送ります。すると、雲が消えていきます。雲が消えたら雲を消してくれた存在に対してありがとうございますというんですといわれたそうです。
ホテルに戻ってか ら江本さんが一緒にアメリカに同行した人に、「ちょっと、さっき聞いた雲消しやってみようよ
」といって、ホテルの窓から外の雲を消させたそうです。15分ぐらいかかったけど完全に雲を消すことができたそうです。江本さん自身は東京に帰ってからやってみたそうですが、東京の雲もちゃんと消えたそうです。
これを見て私 は、雲はほんとに誰でも消せるんじゃないかと思ったのです。どう見ても江本さんや同行の人が特別な能力を持っている人だとは思えなかったからです。従って、雲を消すために必要な条件は、地の気のいい場所を選ぶことでもなく、気功のハンドパワーを身につけることでもなく。単に「雲は誰でも消せる。
だから自分にもできる」と思うことだけじゃないかと思ったわけです。雲は消せないという自分の心の壁をなくすことが雲消しの一番の条件です。もちろん気功のハンドパワーを身につけ、地の気のいい場所を選べば、より早く消えるでしょうが。
ベティシャインのスピリチアルヒーリング 日本教文社 P343にはこのように書いてあります。
「エネルギーのレーザー光線が自分の心からまっすぐ雲の中に入って行くところを想像しなさい。
そして、雲の各所に照射しなさい。その際、消えるという気持ちを少しの疑いもまじえずに心の中に保ちなさい。」 私は、江本さんの本に書いてあることとベティシャインの本に書いてあることをミックスして、やって見ることにしました。
本を読み終わった後で、自宅の自分の部屋の窓からガラス越しに外に写る雲を見つめて見ました。
まず、自分の目からレーザー光線が出てまっすぐ雲に入って行くようにイメージし、心の中で雲は消えました雲は消えましたと過去形で唱えつづけました。次に雲全体にレーザー光線のエネルギーが行き渡りそして水をかけられた綿飴のようにしぼんで消えてしまうイメージをしながらさらに心の中で雲は消えました雲は消えましたと過去形で唱えつづけました。するとどうでしょう、雲がだんだん薄くなって、虫食いのようになって、最後には消えてしまったのです。雲は綿雲のような雲を選びましたが、最初の雲は完全に消すまでに20分かかりました。
ほんとうに自分が消したんだろうか、自然に消えたんじゃないだろうかという疑いが起こりました。自分で消しておきながら、あの距離であの大きさのものが消えるという現象が信じられないのです。次の雲に移り同じようにしてみました。今度は10分ぐらいで消えました。3個ほど消すと雲が消えなくなりました。ちょっと休んで頭を冷やしてから、またやってみました。ちゃんと雲が消えます。始めてから1時間ほどで20個ほどの雲を消しました。なんとなく、雲が消えるということが実感として感じられるようになりました。家から駅まで歩いていくと西の空に大き目の雲がぽっかりと浮かんでます。あんな大きいのが消えるかなと思いつつ消せるような気がしてやってみました。ほぼ2分ほどで消えてしまいました。
私の雲消しのやり方は通常は目で見つめるだけですが、手を使うともっと消しやすくなります。 指先からでたレーザービームが雲まで届いているとイメージをし、そのレーザービームの先端を消しゴムのようにして使いゴシゴシと雲をこすります。調子のいいときには小さい綿雲のような ものだったら数秒で消えることもあります。 人前でもできるかと思い、会社の屋上でやってみました。最初は1人の前で、そして、2人、3人と徐々に観客を増やしてみました。一度10人の前でやったときは、雲が消えなくて焦りまし た。こういう不思議な現象は失敗すると不信を買うので、人前でやるときには必ず成功しなければと思っています。それで、人前でやるときは、雲のコンディションの良い日を選んで(コンデ ィションの良い日って意外と少ないです。一面雲に覆われててもだめだし、風が強すぎると消す前に風に飛ばされてしまいます。)、まず一人で雲を消して見てうまくいってから人を呼んできてやってみせるようにしています。雲消しの実演を見た人は、自分もできると思っている人は少ないようですがやらせてみると結構できます。興味もたれた方はぜひ一度やって見て下さい。
雲消し1999/01/02
正月に熱海の温泉に行ったとき、熱海の浜で砂遊びしている息子の隣でひとりで雲消して遊んでいました。今年の熱海では、小さな雲を五個ぐらい消して見たところ、10秒〜20秒程度で消えたので、だめもとでと思って海岸上空を覆っている手前に見える一番大きな雲を狙ってみました。
かなり、厚みのある雲だったし広かったんで一度に全部を視界に捕らえにくかったんですが、部分部分を消して行くうちに小さくなって来ました。まず、半分にし、そしてその半分を更に半分にし、分断した一個一個を順番に消して行くと最後には、完全に消滅してしまいました。
いつもは、ハンドパワーを余り使わず、目で見つめているだけで消しているのですが、今回は、雲を切るために指先も使ってみました。雲の真中を指で指すと厚みのある雲の真中が溶けるようになくなって真中に穴のあいたドーナツ状の雲が出来たりしました。これは、ちょっと、面白かったです。アニメのドラゴンボールのカメハメ波でもやったみたいでした。
今回は特に調子がよかったのかもしれないけど、今度写真とビデオにでもしっかり撮ってみようと思っています。真中に穴のあいたドーナツ状の雲はちょっと面白いです。
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